症状別にくわしく知っておきたい!

認知症は誤診に注意!何科に行けばいいのか?

 

認知症の疑いがあり、病院で診てもらうことになったとき、初めてのことですからどこに行けばいいのか迷いますよね。

 

まず多くの人が、本人のかかりつけ医に相談するのではないでしょうか?

 

それでも良いのですが、認知症についてしっかりと予備知識をもっておくことが前提となります。

 

なぜなら、いま、認知症の誤診が大きな問題になってきているからです。

 

誤診が増えている

 

国内の高齢者は今や4人に1人になり、同時に認知症を発症する人も増加してきました。

 

それに応じて認知症の研究も日々進んできています。

 

しかし・・

 

なぜ、認知症がおこるのか?

 

どのような診断や治療をすれば進行が抑えれるのか?

 

このような研究が進んでいるにもかかわらず、認知症が重度になるまで悪化していく患者が増加しているのが現状なのです。

 

なぜでしょうか?

 

それは、今だに認知症を的確に診断し、適切な治療を行える専門医の存在がまだまだ十分ではないからです。

 

認知症は診断が難しい

 

認知症は多種多様な病気が原因となっておこる症状のことです。

 

(参照記事:認知症はさまざまな病気が原因で発症する

 

誤診で多いのは、認知症の初期と症状が似ている「うつ病」です。

 

(参照記事:認知症とうつ病を見分ける

 

誤診をうけると最も怖いのは薬の副作用でしょう。

 

認知症の進行を遅らせる薬にも、もちろん副作用があります。

 

うつ病と間違って診断された場合、あやまって認知症の薬を飲み続けることでうつ病を悪化させてしまうことがあるのです。

 

また、たとえ認知症だと正しく診断されたとしても油断できません。

 

認知症は違うタイプのものが合併していることがあるからです。

 

たとえば・・

 

■アルツハイマー型+血管性型

 

■アルツハイマー型+レビー小体型

 

このように、違うタイプが合併しているとさらに診断と治療が難しくなってしまうのです。

 

早期発見できたとしても、認知症は正しい診断とその後の適切な治療がおこなわれなければ意味がありません。

 

かかりつけ医のメリットとデメリット

 

では誤診をされないためにどうすれば良いのでしょうか?

 

「まずはかかりつけ医」というのは、メリットとデメリットがあることを覚えておきましょう。

 

かかりつけ医のメリットとデメリット
メリット

■本人の普段の健康状態、性格などを知っている
■顔なじみであり話しやすく不安な点を相談しやすい

デメリット

■認知症の専門医ではないため、的確な診断が難しい
■薬の投与の仕方が合わないことがある

 

かかりつけ医に診てもらうメリットはなんといっても本人の普段からの健康状態や性格などを細かく知ってくれている点です。

 

認知症は原因となっている病気の適切な治療も大切ですが、精神的な不安がその後の治療成果を大きく左右します。

 

顔なじみで何でも話せるかかりつけ医というのはその点で大きなサポートをしてくれるでしょう。

 

しかし、かかりつけ医は認知症の専門医ではありません。

 

正しい認知症の診断、そして適正な薬の投与は難しいといえるでしょう。

 

 

スポンサーリンク

     

 

 

診断は専門医で

 

認知症はなんとしても「正しい診断とその後の治療」を考えることが第一です。

 

まずはかかりつけ医のメリットをいかし、認知症の疑いがあることを早めに相談してみましょう。

 

そこでかかりつけ医から認知症の専門医を紹介してもらいます。

 

【認知症の専門医のいる病院、科】

 

■メモリークリニック

 

■物忘れ外来

 

■認知症外来

 

■老年科

 

このような専門科にいけば、認知症を正しく診断できる機材なども置いてあり全ての面で安心です。

 

紹介してもらえる、かかりつけ医がいない場合は、地域包括センターやケアマネージャーなどに相談してみましょう。

 

かかりつけ医と専門医を上手にいかす

 

専門医で認知症の診断がでた後も、その他の持病などはかかりつけ医でそのまま診てもらいます。

 

認知症の診断がでたことを報告し、その他の持病についてもそのまま診てもらえるように確認しておきましょう。

 

認知症のことは専門医に、その他の持病はかかりつけ医に。

 

それぞれのメリットを最大限にいかして、上手に連携させ、その後の治療をおこなっていくのがベストです。

 

まかせっぱなしにしない!家族もしっかり勉強を!

 

認知症の診断と治療には細心の注意を払うべきです。

 

同じ医者といっても分野がちがえば、診断方法も、投薬の仕方もちがうことを私たちはしっかり覚えておかなければいけません。

 

そのためには医師の判断にまかせっぱなしにしてはいけません。

 

医師というのは、患者や家族が「はい、わかりました」と答えてしまうとそれで終わってしまうことが多いものです。

 

しかし、それではいけません。

 

質問をしていけば、きちんと答えてくれますし、もし答えてくれないのならば、それによって適した医師なのかそうでないのか見分ける判断材料にもなるでしょう。

 

そのためにもサポートしていく家族がしっかりと認知症のことを勉強しておかなければいけません。

 

認知症のことを勉強していれば自然と疑問が出てきます。

 

とくに不安なことがあれば遠慮せずにドンドン質問をしていきましょう。

 

 

 

 

 

薬の副作用について気になることがあるのですが・・


 

 

 

 

認知症は家族だけでは立ち向かえません。

 

外部からの適切なサポートを得るには、まず「認知症とはなにか」を知っておくことが大切なのです。